事業内容business
釜石グレーンセンターでは、世界中から輸入された飼料穀物を効率性の高い設備で貯蔵しています。
徹底した品質管理と安定供給を通じて、東北の食を支えます。
主な取り扱い品目ITEM LIST
- とうもろこし
(コーン) - こうりゃん
(マイロ) - 大麦
- 小麦
- 大豆粕
- 菜種粕
- 飼料用米
- 第1リン酸
カルシウム
工程紹介PROCESS
1荷役
積載数量8万tクラスの大型ばら積貨物船(最大時)から、荷役機械アンローダークレーンを使い飼料穀物の荷揚げを行います。同様に火力発電所の燃料となる石炭の荷揚げも石炭専用グラブバケットにて行っております。
揚げ取扱量は飼料穀物が年間約20万t程度、石炭においては年間約35万t程度となります。
2搬入
荷揚げした飼料穀物は、桟橋から保管サイロまで1,250mに及ぶ2系列のベルトコンベアにて、直接運搬されております。
ベルトコンベアの能力は、2系列で最大約1,000t/hrの輸送能力で、非常に効率的な搬送システムとなっております。
3保管
搬入された穀物は金属などの異物を取り除き、徹底した品質管理のもとサイロと平倉庫に保管されます。サイロは大小55本、最大収容6万tの能力を保有しており、平倉庫は面積4,010m2、最大収容2,500tの能力を保有しております。
- サイロ
- 平倉庫
4搬出・出荷
穀物はサイロ下から排出され、お客様工場へ直接繋がれた搬送コンベアで出荷されるもの、もしくはトラックに積み込まれて出荷されます。
穀物搬入・搬出系統図
をクリックすると詳細をご覧にいただけます。
グラブバケット
バケットが二枚貝のような構造をしており、それぞれのバケットが閉じて船に積まれた穀物をつかみます。
国内トップクラスの荷役能力を実現しています。
アンローダー
外航本船の荷役中に、内航船への積み替えも可能です。
また日本製鉄の火力発電用燃料の荷役にも対応しています。
石炭用、穀物用と2基の専用ホッパーが稼動しています。
ベルトコンベア
荷揚げした飼料穀物は、桟橋から保管サイロまで1,250mに及ぶ2系列のベルトコンベアにて、直接運搬されております。
ベルトコンベアの能力は、2系列で最大約1,000t/hrの輸送能力で、非常に効率的な搬送システムとなっております。
バケットエレベーター
マグネットセパレーター・ネットセパレーター
搬入された穀物の中に混ざっている金属などの異物を磁石とネットの振るいにかけて取り除きます。
サイロ上
マグネットセパレーター、ネットセパレーター、搬入計量器を通って、サイロに搬入します。
サイロ内の穀物の一部を採取し、穀物の状態を確認します。こうした徹底した品質管理の元、保管されます。
サイロ
サイロは大小55本、最大収容6万tの能力を保有しております。
平倉庫
サイロ以外に平倉庫の保管も行なっており、面積4,010m2、最大収容2,500tの能力を保有しております。
機械を使い効率的に荷積み、荷下ろしを農家から直接搬入された穀物を保管しています。
燻蒸装置
害虫駆除のため穀物の搬出作業と一緒に燻蒸を行います。
サイロ下
穀物はサイロ下チェーンコンベア、バケットエレベーター、搬出計量器を通り、飼料会社への直送ラインもしくはトラックに積み、出荷されます。
トラックでの出荷
穀物はサイロ下から排出され、お客様工場へ直接繋がれた搬送コンベアで出荷されるもの、もしくはトラックに積み込まれて出荷されます。